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12のこだわり準備物(7/12)

F  和 服

  2時間の講演の時などでは,着物に汗じみがつくことがあります。決して見よいものではありませんので,2〜3種類の和服を用意して行きます。また,@「背景の衝立」の色との兼ね合いで,和服を変えることもあります。落語漫談講演を始めたころ,次のようなことがありました。私の講演前にお箏の演奏があり,15分後に私の出番となります。大急ぎでテーブルで舞台を作り,その上に衝立やめくりなどを置くなどして会場が出来上がりました。その後さっと3分ほどで和服に着替え出演です。そして,講演が無事終了し後片付けをしていると,年配のご婦人から『演芸は実に楽しかったけど,和服が「バカのまるだし」でしたよ。』と言われました。どういうことだか分かりますか?和服のすそにある下の布地が出ていることです。よい教訓となりました。現在和服は11種類用意しております。講演会場の明るさ,背景の衝立の色を考慮して決めています。落語『いちご王国』時は,いちご色かな!(下画像・・見たとおりです。)                .