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★ 渓 流 釣 り
  ★ 渓 流 釣 り の 雑 談   (講演でのたわごと)

 渓流釣りを本格的に始めたのは,25歳くらいからです。湖,海もやりましたが,やはりメインは『渓流釣り』です。釣れる魚はイワナ(右下画像)などです。解禁当初は県内ですが,徐々に福島県や新潟県に行きます。釣りとともに楽しみなことは山菜です。フキ・ウド・水菜などが採れます。渓流釣りで最近思うことは,釣れる魚の変化です。30年程前は,イワナばかり釣れたのですが,それが10年程前からヤマメが釣れ出し,最近ではハヤまで釣れてしまいます。地球温暖化により沢の水温が上がり,平地にいるハヤが沢を上ってしまうのですね。また,時々熊の足跡やフンも見かけます。対処法は,もちろん遭遇前に逃げることですね。(笑い) 最近はアブやスズメバチも要注意です。今までで一番危険だったことは,集中豪雨により沢の水かさが急に増えた時でした。川を横断しなければ下山できないため,無理して渡ろうとした時,足をすべらせ何回転もしながら流されました。青空と水面が交互に見えました。幸いにもヘルメットを被っていたので,頭を岩にぶつけなくて済みました。急流は,たった水深10pでも歩けませんよ。また,濁った水は水深が分からず危険です。最近では少なくなりましたが,渓流釣りの様子をテレビ放映することがあります。釣り人へのインタビューで『釣りエサは何ですか?』の質問に対して『イクラです!』と答えた人がいました。これは大変なことなのです。イクラのエサは管理池などではよいのですが,渓流釣りでは止めてほしいものです。イクラを食べるという魚の食性が,自分たちのタマゴも食べてしまうからです。その結果は,お分かりだと思います。釣りの体験と創作小噺を漫談の中で入れています。