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★ 手 話 通 訳
  ★ 手 話 通 訳
 手話は,学生時代に『手話サークル』で学びました。当時は,手話ができるという人は少なく貴重でした。栃木県の「青年の船」で中国に行く時に耳の不自由な団員に通訳したことがありました。教職時代に『手話クラブ』を県内初で創設し,NHKなどのマスコミの取材を受けたことがあります。ところで,ア・イ・ウ等の『指文字』ですが,覚えるのが難しいと思われている方が多いと思います。しかし,その指文字がどのような「由来」で作られたのかが分かると,簡単に覚えられます。私の創作人権落語の中に『宇宙人からの贈り物』というものがあります。この落語を見た人が『指文字というのは意外と簡単だなあ,私も覚えてみよう。』と思えるような場面を意図的に入れました。また,『本,辞典,新聞紙』などという簡単な手話も宇宙人に紹介するという形で入れてみました。その結果,学校等での講演終了後の聴いた人の感想として,『手話を覚えてみたい。』というのが結構あるそうです。ところで,この覚えようとした人が陥りやすいことがあります。絵や図などを見て覚えようとすると思わぬ失敗をすることがあります。指文字の形は出来ていても,微妙な指の角度が違うことがあります。このようなことを防ぐために校長時代に私の手指を使って『田螺式指文字表』(PDF)を作りました。ただこの表は,小学生でも分かるように本来の「由来」と違うものがあります。 例えば『う』ですが,本来は『u』から来ていますが,『ウサギの耳』などとイメージがわきやすいものにしました。必要な方はご使用ください。
  下の指文字は,左から『指が立っているから「た」』『片仮名の「二」で「に」』『数字の7(しち)の手話なので「し」』,すなわち『た・に・し』です。指文字ができる人が少しでも多くなることを願っております。